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2025/4/18

はじめてのWEB制作会社選び:後悔しないための実践ガイド

ウェブサイトのモックアップを表示するラップトップ、タブレット、スマートフォンを持ち、ウェブデザインについて話し合う女性と男性のイラストの上に、白と赤の太字で日本語のタイトルが表示されます。背景は水色でWEB制作会社選びガイドにぴったりです。.

イントロダクション

企業サイトやECサイトは、いまや名刺代わりどころか「営業マン」そのものです。ところが制作会社の数は星の数ほどあり、料金も専門領域も千差万別。「どこへ頼めば良いのか分からない」と悩む声をよく耳にします。本記事では、初めて外部パートナーを探す方でも迷わず判断できるように、事前に準備しておくこと、比較の視点、ありがちな落とし穴を物語のように追いながら解説していきます。

そもそも「会社選び」が成功を左右する理由

サイト制作は家づくりに似ています。予算と納期を守りながら設計図を引き、職人を集め、完成後もメンテナンスが続きます。もし最初の設計が甘ければ、あとから修正費用が雪だるま式に膨らみますし、担当者との相性が悪ければコミュニケーションだけで疲弊してしまいます。だからこそ「パートナー選定=投資の最重要ステップ」なのです。

準備フェーズ:自社の“地図”を描く

最初にやるべきことは、自分たちの目的を書き出すことです。リードを増やしたいのか、ブランドを刷新したいのか、あるいは社員採用を加速したいのか——狙いが違えば設計も変わります。さらにペルソナやカスタマージャーニーを簡単にでも用意しておくと、打ち合わせの時間を大幅に節約できます。加えて、予算と公開希望日を社内で固め、コンテンツの原稿や写真素材を誰が用意するのかまで決めておくと、制作会社側の見積もりが現実的なものになります。

明るくモダンなオフィスに 7 人の若者が集まり、WEB 制作のアイデアを共同作業しています。書類や付箋に囲まれながらディスカッションに没頭し、実践ガイドを使ってグループ プロジェクトの賢い選択 (WEB制作会社選びなど) を行います。.
会社を見極める 10 の視点をストーリー仕立てで

候補がいくつか見つかったら、いよいよ比較フェーズです。まずは①過去の実績を眺め、自社と近い業界や目的で「成果」を出しているかをチェックしましょう。デザインが好みかどうかよりも、課題をどんなアプローチで解決したかに注目すると本質が見えてきます。

次に、②専門分野と③サービス範囲です。UI/UX設計からマーケティング運用まで一括で対応できる会社もあれば、コーディングだけに特化した職人気質の会社もあります。自分たちが不足している領域を補ってくれるかどうかが判断基準になります。

ヒアリングや見積もり打ち合わせの場では、④提案力と⑤コミュニケーションが浮き彫りになります。こちらの要望をただ聞くだけでなく「それなら別案もあります」と視点を増やしてくれる担当者は信頼できますし、メールのレスポンスが早い会社はプロジェクト管理もスムーズです。

制作体制も忘れてはいけません。固定メンバー制か案件ごとに寄せ集めるのかでプロジェクトの安定度が変わりますし、エンジニアの⑥技術スタック(技術力)を聞けば、リリース後の拡張性やセキュリティ対策への意識が伝わってきます。

さらに⑦SEOや解析レポートなど⑧公開後の支援があるか、⑨見積もりの透明性、著作権や保守契約が明文化されているか、そして ⑩SNSや口コミサイトでの評判が極端に悪くないか——これらを総合的に観察して、合格点を付けられる会社だけを最終候補に残します。

WEB制作会社で、女性が3台のモニターが置かれたデスクに座り、グラフィックデザインとコーディングに取り組んでいます。光が差し込む中、カラフルな付箋、スケッチ、アートワークがワークスペースを彩り、彼女の集中した表情を際立たせています。.
規模による違いをどう捉えるか

個人や数名規模のスタジオは小回りとコストの低さが魅力ですが、属人化リスクが付きまといます。中規模の制作会社はコストと専門人材のバランスが良く、コーポレートサイトやキャンペーンLPでよく選ばれます。大規模エージェンシーは価格が高めでも、多言語対応や大規模ECなど人員を大量投入したい案件に向いている——おおまかに言えばこのような棲み分けです。

実際の進め方:RFP から契約まで

選定プロセスは「候補の絞り込み→RFP(提案依頼書)の送付→ヒアリング→提案比較→テスト依頼→社内決裁→契約」という流れで進めると、抜け漏れがありません。RFP には目的、目標数値、予算、仕様の希望、公開期限を明記し、質問窓口を一本化しましょう。比較では費用と納品物の質だけでなく、担当者の人柄ややり取りの温度感も立派な評価軸です。最後に契約書とNDAを細部まで確認し、スコープ外作業の追加費用や解約条項を必ず盛り込んでください。

ありがちな落とし穴とその見抜き方

相場より極端に安い見積もりや、「できます」と即答する割に根拠を示さない会社は要注意です。また担当がころころ入れ替わったり、実績 URL を提示できなかったりする場合もリスクが高いと言えます。少しでも引っ掛かりを覚えたら、テストプロジェクトで「小さく頼んで様子を見る」という手段を取るのが賢明です。

まとめ

WEB 制作会社選びは、「ゴールを描く準備力」と「客観的な比較眼」がものを言います。目的を言語化し、10の視点で会社を観察し、相性を小さな仕事で確かめる。たったこれだけで、公開後に「やり直し」や「追加請求」に悩む可能性は大幅に減ります。あなたのビジネスの分身となる Web サイトを、信頼できるパートナーと一緒につくり上げてください。

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