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2023/2/15

ChatGPTとGoogleのAIコンテンツに関するSEOガイドラインの変更について

ChatGPRとGoogle検索

さまざまなオンライングループやコミュニティで、いずれAIが生成したコンテンツをGoogle検索が識別できるようになるかについて、多くの議論が交わされています。

結論から言うと、これらの議論は全て無意味であることをお伝えするために、この記事を作成してみました。注意: この記事は作者の個人的な意見であることをご了承ください。

まず第一に、特にChatGPT3.5の到来で、Google検索はAIが生成したコンテンツを検出することは難しくなってきています。一部のプロンプトは、人間の初心者コンテンツライターでは同等レベルの品質で作成することはできないと思ってしまうぐらい品質のコンテンツを生成することができるようになっているからです。AIに記事を生成されるプロンプトを磨き上げれば信じられないような結果が得られるようになっています。最新のChatGPTを体験されたい方は次のリンクから無料登録可能です: https://chat.openai.com

次に、Googleがポリシーを更新し(2022年12月だったと思います)、ChatGPTなどで生成されたコンテンツも許容するようになったことです。GPT-3で制作されたAiライティングアプリの中には、貧弱なアウトプットをするものもありましたが、GPT-3.5ではその進歩の差は飛躍的です。

Googleのガイドラインの中で上記に関する情報を見つけるのは少し大変なのですが、Googleの意向が簡単に理解できる「Ai生成コンテンツに関するGoogle検索のガイダンス」と言う記事をリリースしました。高品質なコンテンツには、それがどのように生成されたとしても、評価をすると言う内容のものです。

Googleの言葉を引用すると「検索結果のランキングを操作することを主な目的としてコンテンツ生成に自動化 (Aiを含む) を取り入れることは、Googleのスパムポリシーに違反 」しますが「AI生成を含む自動化を利用したコンテンツ生成のすべてがスパムであるとは限らないことを認識」してるとのことです。さらに、Googleからのアドバイスで締めくくられています。
「すでに説明したように、コンテンツの作成方法を問わず、Google 検索で成功を収めたいと考えている人は、E-E-A-T (Expertise, Experience, Authoritativeness, and Trustworthiness(専門性、経験、権威性、信頼性)の頭文字)の性質を示すオリジナルで高品質な、情報を受け取る人を第一に考えたコンテンツの作成を意識する必要があります。」

興味のある方は次のリンクからGoogleの記事をご確認いただけます: https://developers.google.com/search/blog/2023/02/google-search-and-ai-content?hl=ja

では、ChatGPTのような優れたAiが自動生成したコンテンツとGoogle検索の対応について何を知る必要があるのでしょうか?- それは、「いつもと同じように、コンテンツを作る」と言うことで、そのコンテンツを人間優先(情報を受け取る人を第一)に考えてコンテンツを作成する必要があるということです。

SEOにおいて、ホームページ診断を行うさまざまなツールが存在しますが、SEO診断結果が高ければ検索エンジン結果ページに上位表示されやすくなる点は変わらないでしょう。しかし、ホームページ診断ツールが評価する技術的SEOはもちろんのこと、訪問者に興味を持ってもらえるコンテンツでなければならないと言うことです。ユーザーエクスペリエンスの指標は、最近Googleにとって重要なものです。これは、2022年9月以降のすべてのGoogleアップデートでより明確になっています。

繰り返しになりますが、Aiが自動生成したコンテンツであっても、専門性、経験、権威性、信頼性の要素を備える訪問者に役にたつコンテンツであればGoogle検索に評価されるので、今後Aiが作成したコンテンツがネット上にあふれルのではないでしょうか?今でも知らないうちに自動生成されたコンテンツを楽しんでいるかも知れないですね。

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